Voice quality 機能は、最高のノイズキャンセリングを体験したい、なるべく音質を高いまま維持したい、CPU 使用量をバランスの取れたレベルに保ちたい、などといったニーズに合わせてアプリを調整していただくための機能です。
Voice quality モード
3 種類の Voice quality (音声品質) モードから、あなたのニーズに合うかたちで Krisp をカスタマイズしてご利用いただけます。
モードを選択する手順は以下となります:
- Preference を開く
- Advanced 設定を開く
- Voice quality ドロップダウンをクリック
- モードを選択
3 モードの詳細については以下のとおりになります:
Auto
このモードでは、可能なかぎり CPU/RAM 使用量のバランスをとりつつ、ノイズ除去および音質が最適となるよう動作します。これらの設定は、お使いのマイク品質や PC 負荷状況に応じて調整されます。このモードではノイズ除去処理が重視されます。CPU/RAM 使用量が高い場合、音声品質が若干低下する場合がありますが、アプリは常にノイズ除去処理が最も機能するように動作します。
通話目的で Krisp を使う場合、このードをご利用ください。
Best voice quality (HD)
このモードでは、より多くの CPU/RAM リソースを消費しますが、常に最高レベルの音質を維持すようにします。音声データは HD 品質で処理されますが、ノイズ除去の精度が低くなる場合があります。
高音質が重視される場面でこのモードをお選びください。一般的なユースケースとして、レコーディング、ストリーミング、またはポッドキャスティングなどが挙げられます。
このモードをご利用の場合、HD オーディオが伝送可能なマイクをお使いください。
Low power mode
このモードでは、より少ない CPU/RAM 使用量でノイズ除去が実行されます。そのため、あまり目立たない程度ではありますが、ノイズ除去の効果が抑えられる場合があります。このモードを選択中でも、お使いのマイクが HD でのストリーミングが可能な場合、オーディオは高音質になります。 普段から PC に負荷がかかり CPU/RAM の空きが少ない場合、このモードをお選びください。一般的なユースケースとしてゲーミング、マシンパワーが十分でなく重いソフトウェアを同時にアクティブに使用する場面、または単に Krisp に CPU/RAM リソースをあまり多く消費させたくない場合、などが挙げられます。
CPU 過負荷の警告
選択中のモードに関わらず、お使いの PC が十分にオーディオを処理できないほどパフォーマンスが低下した場合、Krisp はアプリアイコン付近およびアプリ上に、警告として次のメッセージを表示します: 「Krisp detected a high system load that may impact your voice quality」。ノイズ除去処理は引き続き実施されますが、音声が機械音のようになったり、途切れるように聞こえる場合があります。
PC のパフォーマンスが安定になり次第、表示中の警告は消えます。
常駐しているアプリアイコン付近では、警告は以下のように表示されます:
Krisp アプリ上では、警告は以下のように表示されます: