この記事ではKrispをWindows上のアプリ一般で設定するための方法を説明しています。
アプリ・ウェブアプリのKrisp連携前提条件
Krispはご利用のマイクやスピーカーを使用する数百を超えるアプリ・ウェブアプリと連携できるように設計されております。これを実現するために仮想マイク、仮想スピーカーデバイスをKrispは作成し、それを介してアプリ・ウェブアプリ上でノイズキャンセリング機能を提供しています。
Krispを連携するにあたってのアプリ・ウェブアプリの条件は以下の通りです。
- 仮想デバイスが選択可能であり仮想デバイスを利用可能であること
- オーディオ関連の設定画面機能を有すること
アプリ・ウェブアプリでのKrisp設定
アプリ・ウェブアプリが上記の条件を満足するのであれば必要な設定はKrisp及びアプリの両方に対して実施します。
- Krispアプリ上で使用したいマイク、スピーカーデバイスを選択し、ノイズキャンセリング機能のトグルバーを有効にします。
- アプリ・ウェブアプリのオーディオ関連の設定でマイク及びスピーカーデバイスとしてKrisp仮想デバイスをそれぞれ選択します。次のスクリーンショットはzoomのものです。
アプリ・ウェブアプリがオーディオ関連の設定できない場合
Desktopアプリの場合
ご利用のDesktopアプリの画面機能においてオーディオ関連の設定が用意されておらず前述のような仮想デバイスを明示的に選択する操作が出来ない場合ですが、ワークアラウンドがございます。Windows OSレベルでシステムデフォルトのマイクデバイスとしてKrisp Microphoneを設定しておき、対象DesktopアプリはシステムデフォルトのマイクデバイスとしてKrisp Microphoneを使用するというものです。詳細な手順についてはこちらをご覧ください。
ウェブアプリの場合
ご利用のウェブアプリの画面機能においてオーディオ関連の設定が用意されておらず前述のような仮想デバイスを明示的に選択する操作が出来ない場合ですが、Desktopアプリと同様のシステムデフォルトのマイクデバイスを変更するワークアラウンドは有効です。
あるいは、Windows OSレベルではなくブラウザアプリ上の設定でKrispを選択するよう指示することができます。Google Chrome上でKrispを使用する手順についてはこちらをご覧ください。